cafequarkへの道①
約4年ぶりにブログを更新
オープンして12年が過ぎたので
1度お店を始める動機などを忘備録の意味もこめて。
僕はサラリーマン(事務)。その頃は勤続15年くらい、職場では中堅な年齢(もちろん平社員)。平和で安定した会社だったから不満も無いし、転職する気もさらさら無かった(ただデスクの前のおっさんとは折り合いが悪かったけど 笑)
結婚1年か2年目でアパート暮らししてた時
かみさんが突然「ベランダで雑貨屋しよかな」と遊びのような話をしだした。
彼女は雑貨屋さんに勤務してたのでその延長戦で。
その時は全く興味も無かったのだが
なんか引っかかった。
その頃仕事以外に趣味のバンドに明け暮れていて、年齢もそこそこ来たので
メンバーも中々集まりにくい現状になってきた。
でもある日「夫婦なら色々と言い合えるし、一つの方向へ向ける船に乗った感じでバンドみたいかも」と安易に考えが徐に芽生えた。でもまだこのままサラリーマンで60歳まで行くのだろうと内心。
で、世はカフェブーム。服や買物が好きだったので良く大阪や神戸に足を運び
そういうときに立ち寄った「カフェ」でたまたまエスプレッソマシンを操る姿が絶好に見える客席へ。その店員さんがマシンを操ってるのに何か興味を湧いた(もちろんエスプレッソマシンなんて事も分からず)
それをかみさんに告げることも無く、そこから2・3日「カフェ」が頭から離れなかった。
20代後半から飲食に関わらず将来、型になるものが出来たらみたいな夢は心の片隅にはあった。
飽き性でせっかちな性格だから、3日経っても(3日でもずいぶん長く感じた)「カフェ」への魅力の気持ちが変わらなければやってみようかなあと。
で、突然「雑貨屋さんは無理やけどちゃんと考えてやったら「カフェ」なら素人の俺らでも生計が立てられる仕事かも」と告げた。むこうはすぐさまノリノリ。
既にマイホームを建てたいなんて話もあり、色々と展示会などに足を運んでいたので
それからは「カフェ」の方向へじわじわと進んだ。でも店となると借入とか資金に無理があると・・・でアパートと二重払いは厳しいからテナントは×、で結果中古物件の一軒家を探そうとなった。
そこから2年近く週末の休みは誰にも言わずこそこそと不動産屋を回った。でもこんな子供みたいな奴らをどこも真剣には相手にされずにこれと言う物件に出会えなかった。
つづく