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あの日は通常営業してて

14時頃にバイトさんも上がり

ランチのお客さんが数組居て、いつもの長閑な１５時前の店内。

賄いを厨房で食べ休憩しながら

スマホでニュースを見ると

何やら大きな地震があったと。

2階にTVを見に行った家内から

大変なことが起きたみたいと。

東京の何処かの会館の天井が落ちたみたいな

まだそこまで大した事じゃ無いと呑気に思ってた。

お客さんも帰られ

閉店し家にあがり

TVを見るとどうも

凄い事が起こったようだと

そこで実感した。

翌日以降のTVからは益々と…

あの14:46の感じは

未だに何故だか鮮明に覚えてる。

我々は普通通りの生活だったけど

何故か覚えてる。

定期的にあの時間の事を話す。

その年の5月に栃木まで

車で行く機会があり

道中、高速道路では何台も派遣の幕をした自衛隊の部隊とすれ違う。

あれから時間が経ち

あまり復興とまで

進んでいるんだか

いないんだか。

安易に書いては

駄目な出来事。

何が書きたいと言う事でも無いが

10年と言う時期に

自分なりに

あの時間を記しておきたく。