石鏡町朝市
この夏、「旅するマーケットumine」でお世話になる
鳥羽市役所から「鳥羽市の石鏡(いじかちょう)で朝市を立ち上げたいんだけど
そこにumineのエッセンスを取り入れたい」とのご連絡頂いた。
石鏡町はこの先過疎化が急速に進む町。平均年齢もかなり高い。
県外からも移住者が数名来ているが
まだまだ若い人に集まってもらい
町を存続させたいと願っている。
その一環として「朝市」に町内会長が目を付けた。
でも各所で行われてる朝市とは別の雰囲気で
皆さんの心に残る朝市がしたいとの事。
正直、umineは僕個人勝手にやらせていただいているので
今回は担当課も違うし
僕の思う仕事の方向性(行政との深い関係などなど)とは
違うのかなあと勝手想像していた。
でも一度話は聞いてみようと。
役所の担当の方と移住者の方に説明を聞き
「ぜひ一度石鏡に来てみてください!」と。
で、家族3人で出向きました。
町内会長に町を紹介頂き「なんかええ町やなあ」と正直。
まあ田舎だし、色々としがらみや
壁は厚いと思うけど、受け手みようと。
中々そんな機会も無いし、自分が開催してたイベントが高じて
幅が広がるなんて光栄なことだと。
帰りがけには「次回はプレゼンしてください!」なんて
人生でプレゼンなんてしたことないし、ましてや何をプレゼン???」
過去のイベント記録や、ブースの作り方、販売方法、見せ方
色々と出来る範囲の事から発表した。
僕はここまででこの仕事は終わりかなあ何て思ってましたが
「このまましばらくアドバイザーとして付き合って欲しい」と。
全く全くの素人さんが集まり、そしてイベントを開催しようとしている
放ってはおけません。
そこから2週に一度の会合。もうなんだか僕も一員のように
それも先導する位置に。
町独特の方言が飛び交い、会議の2/3は脱線話。
しかしそれがええ時間で、この街を知らない僕には
良い経験だ。
まだ半分も決まらず「朝市の名称すら!」ですが
11/30に開催が決定しました。
だらだら会合するよりは、期日を切って
そこにみんなが向かって行くと言うパターンで。
今回はあくまでアドバイザー。
僕たちumineの出店は無し。町のみんなが自分たちでやって
「壁にぶち当たってみるわ」とのこと。
いい考えだ。
活魚や干物、郷土料理や名物おやつ等々
おそらく初回は出品物も数が少なかったり沢山の課題が山積するだろうけど
初回に無理するより、だんだんと力を着けて行った方が良いからね。
あと一か月。みんなの心がすこしづつ動いて来た感がある。
こちらとしても嬉しく思う限り。
頑張って。