quarkgrenier

以前のブログは http://d.hatena.ne.jp/cafe-quark/

ドーナツ

何故うちはドーナツをはじめたのか

出来ないなりにパンを試作したりしてた時期があり

もう何年か前か忘れたけど

営業も終わり時間あったから

厨房でコソコソと本を読み

コーヒーにドーナツって行けるんちゃう?

って事で作ってみた。

本当にそこら辺にあった本通りに。

で、カミさんに「こんなん作ってみたんやけど」とそれが予想以上に好評で。

良い気になって

店でもやってみよ!と安易な始まりでした。

当初は粉も適当なのを使ってたんですが

小麦粉からちゃんとしたいと気持ちから

ある日富澤商店で「キタノカオリ 」を買ってみた。色々と試したが

弾力、風味と好みのモノで

それからはそこに落ち着きましたね。

今や当店には欠かせないメニューになりましたが、最初は本当に簡単なはじまりでした。

どこにきっかけってあるか分かんないからなあ。

まだの方は是非召し上がって欲しいです。f:id:cafe-quark:20191211103600j:image

ぎっくり腰になり

4日前位からぎっくり腰になり

かれこれもう4回目

完全に癖のものになってしまった。

こう言う時は

寝る時間にゆっくりと普段考えない

事を色々と妄想するのに

良い時間だ。

と言っても

店の事ばかりか

バンドのギターフレーズのどちらか 笑

 

お店をするにあたり

全く師匠や知り合いが皆無だったのだが

やっていくうちに

知り合える機会がある。

それはフィーリングが結構な割合で

超な人見知りの僕は

中々人に入り込む事が出来ず(逆にグイグイ来るのも苦手だが)

色々とチャンスを伺ってしまう。

やっぱり人間だから

「凄い人、有名な人と繋がりたい」なんてミーハー心も

当初は全開でしたが(もちろん今もあるが)

でもね、何故知り合うか?

自分にそこまで自信があるか?

知り合って自分は凄くなれるのか?

なんて事を最近凄く思う。

まだまだウチなんかは芽が出ないから

頑張らんとあかんし。

頑張った向こうにまた出会う機会があると思うし。

そんな事思う日曜の朝。

 

 

でも、意外と身の回りに

大事な人ってあったりする。

 

 

 

 

いじかあさいちプレオープン終了

夏から携わってる

鳥羽市石鏡町の「いじかあさいちプレオープン」が無事に終わったよう(当日はお店営業で行けず)

 

鳥羽の田舎の中の田舎街

今のマルシェのオシャレ感など一切無く

でもね

そこが良い

全く白紙からイベントを立ち上げる楽しさと

みんなの気迫さえあれば

成立するのよ。

別に綺麗な映えたものじゃなくて

その地を生かす事が大事だと思う。

 

魚を手掴みでも

漁港らしい匂いも

また良い。

今回携われた事にまた

引き出しが増えた気がする。

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写真から伝わってくるこの様子。

つながり

最近は人と会う機会が多くなる季節

初めてゆっくりと話す人

久しぶりに会う人

定期的に話す人

色々です。

でもその100%は

お店してから

知り合えた縁です。

時には面白く

時には影響を頂いたり

時には自分の無知さと不器用さに落ち込んだり

そんな繰り返しです。

でもその時間を共有してくれる

誘ってくれる人がいることに

嬉しさがあります。

本当はすっごくアッつく話したいのに

半分くらいか、それ以下くらいかもな

自分の考えや思いを出せずにいたりと

後悔が多い。

アイドリングが長く

乗ってきたころにはお開き。

でもそれでも伝わってると

信じてます。

また来週&再来週と色々続きますが

楽しい年末に出来れば。

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石鏡町朝市

この夏、「旅するマーケットumine」でお世話になる

鳥羽市役所から「鳥羽市の石鏡(いじかちょう)で朝市を立ち上げたいんだけど

そこにumineのエッセンスを取り入れたい」とのご連絡頂いた。

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石鏡町はこの先過疎化が急速に進む町。平均年齢もかなり高い。

県外からも移住者が数名来ているが

まだまだ若い人に集まってもらい

町を存続させたいと願っている。

その一環として「朝市」に町内会長が目を付けた。

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でも各所で行われてる朝市とは別の雰囲気で

皆さんの心に残る朝市がしたいとの事。

 

正直、umineは僕個人勝手にやらせていただいているので

今回は担当課も違うし

僕の思う仕事の方向性(行政との深い関係などなど)とは

違うのかなあと勝手想像していた。

でも一度話は聞いてみようと。

役所の担当の方と移住者の方に説明を聞き

「ぜひ一度石鏡に来てみてください!」と。

で、家族3人で出向きました。

町内会長に町を紹介頂き「なんかええ町やなあ」と正直。

 まあ田舎だし、色々としがらみや

壁は厚いと思うけど、受け手みようと。

中々そんな機会も無いし、自分が開催してたイベントが高じて

幅が広がるなんて光栄なことだと。

帰りがけには「次回はプレゼンしてください!」なんて

人生でプレゼンなんてしたことないし、ましてや何をプレゼン???」

過去のイベント記録や、ブースの作り方、販売方法、見せ方

色々と出来る範囲の事から発表した。

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僕はここまででこの仕事は終わりかなあ何て思ってましたが

「このまましばらくアドバイザーとして付き合って欲しい」と。

全く全くの素人さんが集まり、そしてイベントを開催しようとしている

放ってはおけません。

そこから2週に一度の会合。もうなんだか僕も一員のように

それも先導する位置に。

町独特の方言が飛び交い、会議の2/3は脱線話。

しかしそれがええ時間で、この街を知らない僕には

良い経験だ。

まだ半分も決まらず「朝市の名称すら!」ですが

11/30に開催が決定しました。

だらだら会合するよりは、期日を切って

そこにみんなが向かって行くと言うパターンで。

今回はあくまでアドバイザー。

僕たちumineの出店は無し。町のみんなが自分たちでやって

「壁にぶち当たってみるわ」とのこと。

いい考えだ。

活魚や干物、郷土料理や名物おやつ等々

おそらく初回は出品物も数が少なかったり沢山の課題が山積するだろうけど

初回に無理するより、だんだんと力を着けて行った方が良いからね。

あと一か月。みんなの心がすこしづつ動いて来た感がある。

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こちらとしても嬉しく思う限り。

頑張って。

ブログ

今年から再開したこちらのブログ。

大した内容なことも書けないし

文才がないのですが

まあ、こんな僕でも

長くお店を出来たって感謝の気持ちと

今からお店をやりたい方への

少しでも応援、後押しになればなんて

思います。

お店やるのに反対する大人もいますが

やってみないと分からないからねぇ。

僕はやってみたらいいじゃないと思います。

外と中じゃ全く違うし。

また僕で良ければ

わかる範囲でなら

お答えしますので。

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出店

先日同業者の後輩と食事に行った際

「quarkさんと言えば出店!」と言ってもらい

そうかあそういうイメージあるのだな と。

確かに3年前の約3年余りは出店に良く出向いてた。

そのために車も新調し、出店道具もいろいろと買い揃えた。

そんな中、子供が出来たのと、お店を閉める事が多くなり

お客さんから「いつもお店閉まってるね」という声を頂き

出店をお休み状態としました。

でもね、楽しかったのだ。

出店が増えた切っ掛けは

名古屋で毎年10月開催の「SOCIAL TOWER MARKET」へお声がけ頂き

出店していたところ、甚目寺観音や東別院朝市のスタッフさんが

声がけして頂き「津島市ぐるぐる市場」(そんな名称だった??)に出店のオファーだった。そのころお店も7年を過ぎ、新しい何かを探していたのと

地元でマルシェの主催をし始めいろいろと勉強したい

ちょうどそのタイミングでのお話だった。

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僕は色々と募集してるマルシェを模索してたので、同じ主催者さんなら

甚目寺や東別院へも広がるかも!と何もわからず津島市へ行くことに。

いい意味での地元感のある、それも県外のマルシェへは初出店。

周りもお店もほぼ知らない方ばかり

「フレイトレシピ」さんが唯一の知り合い。

緊張しすぎて会場到着は

関係者も誰も来てない一番乗り。

スタッフらしき人に声をかけても

「どこかな???」なんてゆるい感じ。

とまあそのまま緩い感じでスタートしたものの、やはり販売にはまあまあ苦戦したものの楽しい出発となりました。

火がついた。

それからすぐさま「甚目寺観音朝市」へ出店応募。ほぼ満席状態の朝市だけど

ちょうどスポットで募集をしてるとか・・・チャンス!

で、結果は・・・「落選」

そこであきらめないのが僕。

次の月だったか翌々月だったか忘れたけど再度応募。

今度は「合格」

数回の出店を経てレギュラーにならせてもらいました。

不器用だから周りに聞くことも出来ず、たぶんマルシェの仕来りもあっただろうけど

知らぬが仏的に。

 

ドライブし、出店という名のライブをして。

最初は幸先よかったドーナツも

徐々に販売数も低下。

でも命がけで頭ひねって、周りの先輩方のやり方をいい意味で盗み、フィルターを通してうちらしさで毎回毎回頑張った。

毎回往復250㎞の距離。月3回のレギュラー(甚目寺・東別院・柳ヶ瀬サンビル)。1度も「行きたくない」は無かった。

逆に行きたくてしょうがなかった。売れても売れなくても本当に楽しかった。

売れないときは売れないときで凹むけど、次への課題として帰り道は燃えたし、車の中は常に暑かった。金勘定でははじけない経験と繋がりがマルシェの醍醐味。

みんな本当に必死。でも見せない 出さない スマート。

 

お店があるのに何故外へ?とたぶん周りには言われてるだろうけど

お店運営って長い道のりなんだから、我慢せずいろんないろんな景色を見た方が

いい思い出として残るからね。引き出しも増えるし。自分の技量もみえるし。

嫉妬交じりの陰口ならごめんです 笑

 

来年あたりから少しは本数増やせて行けたら なんて最近思う次第です。